マツノザイセンチュウBursaphelenchus xylophilusが寄生した梱包材のくん蒸剤による消毒試験(4)

マツノザイセンチュウBursaphelenchus xylophilusが寄生した梱包材のくん蒸剤による消毒試験(4)

レコードナンバー691509論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014282NACSIS書誌IDAN00118030
論文副題梱包材を高収容量で臭化メチルくん蒸した場合におけるCT値及び殺線虫効果
著者名川上 房男
相馬 幸博
小松 仁
松本 安生
書誌名植物防疫所調査研究報告 = Research bulletin of the Plant Protection Service Japan
別誌名植防研報
発行元横浜植物防疫所
巻号,ページ40号, p.7-12(2004-03)ISSN03870707
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抄録マツノザイセンチュウが寄生した含水率17~20%の赤松角材(15cm×15cm×40cm)を100lのくん蒸箱に入れ、収容率54%、臭化メチル50、60、70及び80g/m3を投薬して15℃で24時間くん蒸した。平均CT値は、50g/m3では455mg・h/l、60g/m3では533mg・h/l、70g/m3では604mg・h/l、80g/m3では656mg・h/lで、線虫が完全に殺虫されたのは80g/m3のみであり、このときのCT値は656mg・h/lであった。これは、含水量が低い梱包包材を高い収容量でくん蒸する場合、完全殺線虫には高い薬量が必要であることを示している。高い収容量で天幕くん蒸した場合のCT値は、ニュージランドラジエーター松板材(1.2~4cm×9~15cm×90cm)を収容率50及び70%で48g/m3、26.5~33.5℃で24時間くん蒸した場合620~680mg・h/lで、マツノザイセンチュウの殺虫に必要な500mg・h/lを大きく上回った。また、国産の赤松板材(3~15cm×15cm×100cm)を収容率25及び50%で80g/m3、15℃で24時間くん蒸した場合883~1,067mg・h/lを上回った。天幕くん蒸であってもガスの漏洩がなければ、線虫は完全に殺虫されることが判明した。
索引語マツノザイセンチュウ;容量;線虫;消毒;効果;含水率;水量;ガス;耐虫;くん蒸
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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