家畜ふん堆肥の品質因子に関する研究(2)

家畜ふん堆肥の品質因子に関する研究(2)

レコードナンバー691631論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010689NACSIS書誌IDAN10193076
論文副題野積み堆肥の性状調査
著者名脇坂 浩
阿部 正夫
杉本 俊昭
ほか1名
書誌名栃木県畜産試験場研究報告
別誌名研究報告
Bulletin of the Tochigi Prefectural Livestock Experiment Station
Bull.Tochigi Anim.Hus.Expe.sta
栃畜試研報
発行元栃木県畜産試験場
巻号,ページ19号, p.30-34(2003-12)ISSN02889536
全文表示PDFファイル (366KB) 
抄録野積み堆肥では水溶性の有機物が通常の発酵(分解)に比して10-50%程度多く流亡し、長期(本試験では3か月以上)の野積みで乾物の流亡量は増加する。さらに長く(本試験では4か月以上)野積みを続けると、無機物の流亡が増加する。野積みにより、全窒素・リンはわずかに流亡する。陽イオンは、土のコロイドが陽イオンを保持する強さ(Ca>Mg>K>Na)の弱い順に流亡する。特にカリウムとナトリウムは、雨量に関係なく速やかに流失する。野積みでは易分解性有機物が流亡する。易分解性有機物の減少という現象は堆肥化(発酵)と同じ反応であるが、流亡による減少では微生物による分解が関与しないため、発酵熱は上がらない。つまり、野積みの場合、見かけの反応は堆肥化と同様であるが、堆肥化による恩恵、即ち発酵熱による安全性の向上は望めない。野積み堆肥は高水分であることと、堆肥舎内の堆肥は発酵により難分解性の有機物も分解し質感が改善されるのに比べ、野積みでは難分解性有機物がそのまま残存することなどの理由から、現物評価の評点は堆肥舎内堆肥に比べて劣る。
索引語分解;流亡;性;有機物;発酵;反応;熱;堆肥化;家畜;品質
引用文献数1
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat