プルーンエキス搾り粕の飼料特性と泌乳牛への給与の試み

プルーンエキス搾り粕の飼料特性と泌乳牛への給与の試み

レコードナンバー691770論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009763NACSIS書誌IDAA11830967
著者名藤谷 泰裕
林田 耕一
中村 英幾
ほか1名
書誌名大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告 = Bulletin of Agricultural, Food and Environmental Sciences Research Center of Osaka Prefecture
別誌名Bull. Agr. Food Env. Res. Ctr. Osaka
大阪食とみどり技セ研報
大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告
発行元大阪府立食とみどりの総合技術センター
巻号,ページ40号, p.29-32(2004-03)ISSN13484397
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抄録未利用のプルーンエキス搾り粕の飼料としての利用可能性を評価するために,プルーンエキス搾り粕の栄養成分,安全性等の飼料特性および牛の嗜好性を調べ,飼料としての利用可能性を検討した.プルーンエキス搾り粕の保存性を調べるために,密閉保存して,経時的に温度,pHの変化,腐敗やカビの発生の有無等を調べた.水分,粗タンパク質,粗脂肪,可溶無窒素物,粗繊維,粗灰分,NDF,ADFおよびビタミン類等を調べ,飼料としての栄養価を評価した.重金属や細菌,カビなどの微生物の濃度を調べて,安全性を検討した.プルーンエキス搾り粕を乳牛に給与しての嗜好性および牛体への影響を調べた.プラスチックドラム缶で20日間保管した後,pHは3.6でカビの発生や腐敗臭も全くなかった.プルーンエキス搾り粕は,NDF含量が57%と高く,ルーメン内での分解性が高い繊維が多く含まれていることになる.ビタミンA効力として2,360IU/100g含まれており,総カロチンについては4.25mg/100g含まれていることがわかった.ヒ素は検出されず,鉛についても0.12ppmで,低水準であった.細菌,カビなどの微生物についても食品水準からみても清浄度は満たされており,飼料として利用可能なことがわかった.乳牛への給与試験においては,1日4kgを連続して4週間給与した結果,給与された牛において全頭食べ残しはなく,むしろプルーンエキス搾り粕を選択的に食する傾向が観察された.糞便の状態も異常なく,下痢などの疾病は給与期間中全頭において観察されなかった.
索引語エキス;飼料;利用;性;特性;安全性;嗜好;保存;pH;腐敗
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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