液晶フィルターを用いた分光画像による青果物の品質検査の試み

液晶フィルターを用いた分光画像による青果物の品質検査の試み

レコードナンバー691823論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名永田 雅輝
小林 太一
槐島 芳徳
ほか3名
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ50巻・ 1-2号, p.57-64(2004-03)ISSN05446066
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抄録消費者が食に対して求めているものは「安心・安全性・機能性」といった質的部類である。本研究では可視光領域での農産物の色(機能性との関連)の特徴抽出、また病虫害損傷部位の検査等を、分光画像を用いて行うことを目的とする。今回は、これらの特徴抽出に用いる液晶フィルター(米国製CRI、400-720nm)の基礎資料を得ることを試みた。供試サンプルには、青果物としてピーマン、バナナおよびニンジン、また比較のために新配色カード7色を用いて、ハロゲンランプ光源下で各被写体から反射しカメラへ入射される光の分光分布を算出した後、400-650nm(±5nm)内の5波長で分光画像を取得した。その結果、各波長において撮影した分光画像と青果物から反射される光の分光分布との関係から、各波長域内にある物体の色は被写体から反射される強度が高いため、フィルターへの入射光が多くなり白く写しだされる事が判った。また、被写体から反射される光の分光分布の波形に類似した濃淡画像を得る事ができた。ニンジンの表面における3種類の損傷部位の特徴抽出を500-640nm(±5nm)内の8波長の分光画像処理によって行った。その結果、色・傷の特徴ある波長の分光画像から損傷部位の特徴抽出が可能であることが判った。以上の結果より、特徴ある波長域の選定を行うことによって、目的とする農産物の品質評価・検査が可能になるものと思われる。
索引語分光;画像;波長;光;色;抽出;青果物;検査;損傷;分布
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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