Aphanomyces cochlioidesの遊走子形成に対する培養条件の影響

Aphanomyces cochlioidesの遊走子形成に対する培養条件の影響

レコードナンバー691860論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009215NACSIS書誌IDAN00352173
著者名岡崎 和之
大潟 直樹
高橋 宙之
ほか1名
書誌名てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association
別誌名Proceedings of the Japanese Society of Sugar Beet Technologists
てん菜技術連絡研究会発表論文集
てん菜研究会報
発行元甘味資源振興会
巻号,ページ45号, p.27-32(2004-05)ISSN09121048
全文表示PDFファイル (645KB) 
抄録Aphanomyces cochlioidesによる、テンサイ苗立枯病および黒根病に対する抵抗性が、現在のテンサイ育種における重要形質とされている。抵抗性育種では、安定的かつ高精度な抵抗性評価が可能な人工接種法を用いた抵抗性検定が優れているが、接種源となる遊走子を大量かつ安定的に形成する手法が必要である。そこで本試験では、培養条件が遊走子形成量に及ぼす影響について検討した。遊走子形成に用いる菌の培養日数および滅菌処理した水質の影響について検討した結果、PDA培地上で7日間培養した菌叢から最も多くの遊走子が形成された。滅菌処理した水質の影響としては、脱塩水が、水道水および井戸水に比べて遊走子形成量が多く、滅菌水のがpHが高くなるに従って形成量は減少し、pH5.0で形成量は最も多く、pH8.0では、形成量が著しく減少した。また、滅菌水に添加するNaClおよびKClの濃度は、濃度が高いほど遊走子形成量が減少する傾向が認められた。得られた遊走子の病原性に関して、播種後7日目の苗に遊走子懸濁液を接種した結果、接種濃度が滅菌土1g当たり遊走子5個で苗立枯病が発生した。また、本手法を改良することで、苗立枯病低抗性検定手法の開発が可能であることが示唆された。
索引語遊走子;形成;培養;苗;抵抗性;接種;水;立枯病;pH;濃度
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat