水稲品質食味要因の安定性に関する解析的研究(2)

水稲品質食味要因の安定性に関する解析的研究(2)

レコードナンバー691889論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011864NACSIS書誌IDAN10443402
論文副題疎植条件が水稲の物質生産と収量品質に及ぼす影響
著者名井上 健一
林 恒夫
湯浅 佳織
ほか1名
書誌名福井県農業試験場研究報告
別誌名福井農試研究報告
Bulletin of the Fukui Agricultural Experiment Station
発行元福井県農業試験場
巻号,ページ41号, p.15-28(2004-03)ISSN13412345
全文表示PDFファイル (1899KB) 
抄録イネの省力的生産と品質向上の視点から、コシヒカリとハナエチゼンの疎植条件における生育および物質生産特性と収量品質について調査検討した。疎植条件では生育初期の発育や物質生産は緩慢であるが、成育中期以降の乾物増加速度は大きくなる傾向にある。また、幼穂形成期以降の葉身窒素濃度が高く維持され、1籾重増加速度は登熟前半ではやや小さいが登熟後半は大きい。コシヒカリ、ハナエチゼンともに、14株/m(2)程度までの疎植条件では成熟期の乾物重やm(2)あたり籾数は21株/m(2)と大差なく、登熟も維持されるため収量低下はほとんど見られない。また、登熟前半の遮光によっても収量や品質の低下程度は小さい。さらに、穂肥の早期施用によっても倒伏が少なく、収量が高まる。疎植条件では葉身機能の維持による登熟の継続により、コシヒカリでは乳白米の、ハナエチゼンでは背白・基白米の比率がやや低下するため、品質向上の面からも有効と考えられる。
索引語品質;条件;収量;登熟;生産;物質;水稲;生育;乾物;速度
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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