タカアシガニの幼生飼育に関する研究(7)

タカアシガニの幼生飼育に関する研究(7)

レコードナンバー692109論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008139NACSIS書誌IDAN00102686
論文副題幼生の生残・成長におよぼす抗生物質の影響
著者名岡本 一利
書誌名静岡県水産試験場研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Prefectural Fisheries Experiment Station
発行元静岡県水産試験場
巻号,ページ38号, p.37-41(2003-10)ISSN03863484
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抄録3種類の抗生物質を使用して、異なる種類・濃度の抗生物質がタカアシガニの幼生の生残、成長におよぼす影響について検討し、次の結果を得た。1)クロラムフェニコールは、100-300ppmにおいて稚ガニに達しなかった。濃度が高くなるに従って幼生の成長度合いが低くなり、ゾエア期においてはその所要日数も増加した。25ppm程度が適当と示唆された。2)ストレプトマイシン硫酸塩は、25-200ppmにおいて幼生の生残率が高まり、幼生期全体の所要日数は47.3-57.0日と若干長くなる傾向があった。25-200ppmの範囲で有効と示唆された。3)ペニシリンGカリウムは、25-300ppmの範囲で有効と示唆され、特に25-100ppmにおいて幼生期全体の生残率が31.7-41.7%と最も高い生残を示し、その幼生期全体の所要日数は44.8-46.6日と他の条件と比較して短い傾向があった。4)抗生物質を混合して使用した場合、単独で使用した場合と比較して幼生の生残に特に有効であるとは認められず、幼生期全体の所要日数も50.0-58.0日と長くなる傾向があった。5)有効と示唆された実験区におけるゾエアI期の生残率は70%以上、ゾエアII期の生残率は80%以上、メガロパ期の生残率は30%以上、幼生期全体の生残率は10%以上であり、メガロパ期の生残が幼生期全体の生残を左右していた。
索引語幼生;抗生物質;濃度;飼育;研究;硫酸塩;カリウム;条件;残;全体
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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