SPR,YPR解析による糸島地先におけるシロギス資源管理

SPR,YPR解析による糸島地先におけるシロギス資源管理

レコードナンバー692153論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
著者名佐野 二郎
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ14号, p.87-95(2004-03)ISSN09192468
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抄録1)九州西ブロックにおける資源回復計画候補魚種の1つであり、近年その漁獲量も減少傾向にあるシロギスについて、近年の資源状態を把握し漁獲量をABC(ARGE)とするときのFの削減率を求めるとともに、小型エビ類で効果が見られた小型底びき網の目合拡大によるシロギス資源管理効果を検証することを目的とした。2)MS-Excel年齢組成分解モデルシートにより、漁業種類別時期別のシロギスAge-Lengh-Keyを作成した。3)シロギスAge-Lengh-Keyを用いて漁業種類別時期別年齢組成を求めた。4)漁業種類別時期別年齢組成をもとに1993年以降の年齢別漁獲尾数を推定した。5)年齢別漁獲尾数をもとに、+グループを考慮したVPAにより資源量とFの推定を行った。6)VPAの結果、漁獲尾数の減少時期と資源量減少時期にずれが見られ、漁獲尾数は資源減少の2年後から始まっていた。7)近年の資源水準の低下の要因として、慢性的なF過大とともに、'00年前後のRPS低下が考えられた。8)MS-ExcelアドインツールSolverを用い、筑前海におけるシロギスの成長式をBeralanffy成長曲線にあてはめて求めた。9)シロギスBeralanffy成長式の各パラメータをもとにSPR解析、及びYPR解析を行い、現在の資源状態を診断した。10)SPR解析の結果、%SPRは5.06%と推定され、極めて資源状態が悪いと判断された。11)YPR解析の結果、F curren=0.25×F0.1となり資源状態が悪いと判断された。12)YPR等量線図上のF currenの位置はF過大であるとともに、c過小と判断された。13)小型底びき網の魚捕り部の目合いを現在の14節から12節に拡大することによって、年内の当歳魚へのFを54.1%に減少することが可能と考えられた。
索引語資源;漁獲;解析;時期;尾;年齢組成;漁業;推定;資源管理;効果
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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