日本に自生する食用ヤマノイモ類の葉の形態と交雑親和性による分類

日本に自生する食用ヤマノイモ類の葉の形態と交雑親和性による分類

レコードナンバー692643論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名淺野 裕司
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ73巻・ 4号, p.364-373(2004-07)ISSN00137626
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抄録日本各地の山野に自生する食用ヤマノイモ類の種類を検討するため、24地域から425個体のヤマノイモ類を収集し、葉の形態により、ジネンジョとD. opposiaの特性を有する株に分類し、それぞれの分布状況を調査した。また、ジネンジョ、D. opposiaの特性を有する株および栽培されるD. opposiaの間の交雑を行い、種子形成を調査した。24地域の内、ジネンジョは21地域で、D. opposiaの特性を有する株は17地域で採取された。温暖な地域ではジネンジョが多く、ジネンジョだけが自生する地域が7地域であった。D. opposiaの特性を有する株は、冷涼な地域に多く、3地域ではこれらだけが自生していた。ジネンジョと栽培されるD. opposiaの間の交雑では、種子形成が著しく少なく、ジネンジョとD. opposiaの特性を有する株の間の交雑では充実種子は形成されず、これらの間の交雑では不親和性を示した。ジネンジョの雌雄間やD. opposiaの特性を有する株と栽培されるD. opposia間の交雑では、発芽種子を形成する組合せが多かった。これらのことから、D. opposiaの特性を有する株は、ジネンジョとは異なる種であり、D. opposiaに近い種またはD. opposiaであると推定された。
索引語地域;特性;交雑;種子;形成;葉;形態;親和性;分類;種
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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