非病原性フザリウム菌によるトマト根腐萎凋病の生物防除

非病原性フザリウム菌によるトマト根腐萎凋病の生物防除

レコードナンバー692661論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011088NACSIS書誌IDAA11647111
著者名黒田 克利
冨川 章
書誌名三重県科学技術振興センター農業研究部報告 = Bulletin of the Agricultural Research Division Mie Prefectu[r]al Science and Technology Promotion Center
別誌名Bull. Mie Agr. Res. Div.
三重農研報
発行元三重県科学技術振興センター農業研究部
巻号,ページ30号, p.7-18(2004-03)ISSN13471708
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抄録非病原性フザリウム菌を用いたトマト根腐萎凋病の生物防除について検討し、以下の結果を得た。1.土壌から分離したフザリウム菌のトマト根腐萎凋病に対する防除効果をトマト幼植物を用いる方法により検定し、さらに作物に対する病原性を検定した。その結果、高い防除効果を示し、作物に病原性を示さない非病原性フザリウム菌(MFM3菌)が得られた。2.MFM3菌と参考とした非病原性フザリウム菌としてF13菌を供試し、実際のロックウール栽培で根腐萎凋病の防除効果を検討した結果、育苗期である播種時と仮植時に非病原性フザリウムを10(5)bud-ce11s/cm3の菌密度になるように接種すると、本圃での発病が遅延、軽減され、高い防除効果が確認された。3.ポット試験による土耕栽培試験では、非病原性フザリウム菌(MFM3菌、F13菌)による根腐萎凋病の防除効果が認められた。4.非病原性フザリウム菌は、トマト苗の茎に注入接種すると接種部の上下に移行し、接種部から離れた茎先端部でも高率の生存が、さらにまた、幼苗期に根圏に灌注接種すると、根からトマト体内に侵入し、根圏にとどまらず全体に移行し生存することなどが明かになった。
索引語病原性;防除;トマト;萎凋病;効果;接種;生物;作物;F1;栽培
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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