青森県で再発見されたヤチヒロヒダタケArmillaria ectypaについて

レコードナンバー
692860
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00020889
NACSIS書誌ID
AA11352650
本文言語
ja
著者名
工藤 伸一 ; 長沢 栄史
誌名
財団法人日本きのこセンター菌蕈研究所研究報告 = Reports of the Tottori Mycological Institute
別誌名
菌蕈研究所研究報告 ; 日本きのこセンター菌蕈研究所研究報告
発行元
日本きのこセンター菌蕈研究所
巻号ページ
41号,p.26-34(2004-06)
ISSN
03888266
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抄録
発生の稀なきのこで、従来青森県五所川原市と群馬県尾瀬ヶ原からしか報告のなかったヤチヒロヒダタケルArmillaria ecypaが、約50年ぶりに青森市で再発見された。本種は日本のほかにヨーロッパで発生することが知れているが、材上生ではなく、ミズゴケ類やスゲ類、ヨシなどを伴った湿地に発生する点でナラタケ属の中で特異的な種類である。青森市での発生地はヨシ(Phragmies communis)やコケ類[フロウソウ(Climacium dendroides)やヤナギゴケ(Lepodicyum riparium)など]を伴った湿地で、水田跡地であり、9月下旬からほぼ10月一杯にかけて子実体発生が認められている。このような環境は開発によって減少する状況にあり、生息地の消滅に伴う種の絶滅が危惧される。
引用文献数
12
登録日
2011年12月19日
収録データベース
JASI ; AGROLib