茶育種50年のあゆみ

茶育種50年のあゆみ

レコードナンバー700197論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20014004NACSIS書誌IDAA11919506
著者名武田 善行
書誌名野菜茶業研究集報 = Proceedings of vegetable and tea science
別誌名Proc. Vege. Tea Sci.
野菜茶研集報
発行元農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所
巻号,ページ1号, p.87-93(2004-03)ISSN13490702
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抄録わが国のチャの育種は明治時代になって開始された.初期の育種では杉山彦三郎など民間育種家が大きな役割を果たした.組織的な育種が開始されたのは昭和になってからである.特に,鹿児島県農業試験場知覧分場で行われた紅茶用品種育成のための交雑育種は大きな成果をあげた.戦後緑茶用品種でも本格的に交雑育種が始まり,1980年代以降多くの優良品種が育成されるようになった.品種登録制度は1953年に茶にも摘要されるようになり,同年に15品種が登録された.現在は52品種が登録されている.品種の普及には1950年代に確立された挿し木繁殖技術が大きな役割を果たした.1970年代以降わが国の茶園の品種化が急速に進み,生産量と品質が大きく向上したが,現在は‘やぶきた’一品種の寡占状態によりいろいろな弊害が見られるようになった.茶は最近飲料以外にも用途が拡大し,これらの分野は今後有望なマーケットになると予想される.このため育種目標が次第に多様化してきており,今後遺伝資源の充実とその利活用のための評価が重要となる.
索引語育種;品種;茶;種;登録;育成;交雑;民間;鹿児島県;制度
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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