潅漑開発におけるイノベーション導入についての一考察

潅漑開発におけるイノベーション導入についての一考察

レコードナンバー700405論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013525NACSIS書誌IDAN10358482
論文副題東アフリカにおける小規模潅漑開発プロジェクトを事例として
著者名松島 修市
書誌名開発学研究
別誌名Journal of agricultural development studies
日本国際地域開発学会開発学研究
発行元日本国際地域開発学会
巻号,ページ15巻・ 1号, p.80-90(2004-07)ISSN09189432
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抄録世界中の灌漑開発の教訓からは、参加型アプローチに基づく小規模農民共同灌漑事業の展開が最も有望な灌漑開発形態とされている。しかし、灌漑における参加型開発には農村開発などとはまた異なった特殊性もあり、未だにさまざまな問題も残されている。本稿は、灌漑開発は参加の取組とともに開発対象地区特有の自然条件・社会条件に応じた新しいイノベーション導入のあり方が重要との観点から、開発に際してはかなり大きな自然条件の改変を要する小規模灌漑開発プロジェクトを事例とし、参加とイノベーションの問題、さらにはイノベーションに伴う課題について考察した。結論として、灌漑開発では、当初からの正しい開発の可能性の見極めと、それに基づく技術的・社会的側面からの開発計画可能オプションの提示などが重要であることを指摘している。また、灌漑開発においてはイノベーションの果たす役割は大きいとして、過酷な自然条件の下で灌漑開発を達成するためには、新たな技術・マネジメントに関するイノベーションの導入が欠かせないとしている。さらに、灌漑開発に係わるイノベーションには、農民にとって受け入れやすいものとそうでないものの区別が厳然としてあり、対象となる農民らの実情に応じてイノベーション内容の選定、導入の方法に工夫が必要であるとしている。また、これらの諸点との連携の中で現実的な農民参加が不可欠であることにも言及している。
索引語開発;導入;農民;条件;自然;技術;アフリカ;事業;展開;形態
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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