昆虫細胞で発現させた日本産ジョロウグモNephila clavataの横糸タンパク質

昆虫細胞で発現させた日本産ジョロウグモNephila clavataの横糸タンパク質

レコードナンバー700512論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00018606NACSIS書誌IDAN00190300
著者名清水 一彦
塩見 邦博
梶浦 善太
ほか1名
書誌名日本蠶絲學雜誌
別誌名Nihon sanshigaku zasshi
Nihon sanshigaku zasshi
The journal of sericultural science
The journal of sericultural science of Japan
日本蚕糸学雑誌
発行元日本蠶絲學會
巻号,ページ73巻・ 1号, p.23-29(2004-04)ISSN00372455
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抄録バキュロウィルス発現系を用いてジョロウグモ横糸タンパク質を昆虫細胞で発現させた。予想される分子量を持つ横糸タンパク質の発現が、大腸菌で見られた変則的な発現を伴わず、可溶性分画中に確認された。沸騰水中での10分間の熱処理で発現産物は変性沈殿することなく安定だった。この熱安定性は、横糸タンパク質の簡単で効率的な精製法として利用できることを示した。横糸が200%にも及ぶ伸び率を持つのは、横糸タンパク質のGPGGXモチーフがβ-スパイラル構造というタンパク質の二次構造をとるためと予想されている。我々は昆虫細胞で発現させた日本産ジョロウグモの1エクソン分の横糸タンパク質がβ構造をとり得ることを確認した。このことは、昆虫細胞で発現させた横糸タンパク質が、クモによって出糸される横糸の性状を有している可能性を示唆するものである。
索引語タンパク質;発現;細胞;構造;可溶性;産物;変性;熱;精製;糸
引用文献数15
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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