不連続パーコール密度勾配法で分離したウシ精子標本における迅速FISH法によるX精子とY精子の評価

不連続パーコール密度勾配法で分離したウシ精子標本における迅速FISH法によるX精子とY精子の評価

レコードナンバー700559論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名小林 仁
小黒 仁司
内田 宏
ほか3名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 4号, p.463-469(2004-08)ISSN09168818
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抄録不連続パーコール密度勾配法により、ヒトX精子とY精子の分離が報告されているが、その評価法に問題があることが指摘されている。本研究は、この密度勾配法をウシ精子に応用し、迅速FISH法でその精度を評価することを目的とした。さらに、カフェイン処理により運動性を促進させた精子におけるX精子とY精子の偏りを調べた。7段階の不連続パーコール密度勾配法で分離した結果、ウシ精子は大きく、二つの集団、活力ある底部画分と活力の弱い上部画分に分画された。上部画分でのYシグナルを持った精子(Y精子)の割合(52.9%)は理論値よりわずかに多く偏ったのに対し、低部画分でのその割合(44.3%)は理論値より有意(P<0.001)に減少した。BO培地で洗浄した精子で、両画分中のX精子とY精子の偏りは理論値より有意であったのに対し、非洗浄およびカフェイン処理精子では違いが見られなかった。本研究の結果から、不連続パーコール密度勾配法で分離されたウシ精子画分はX精子とY精子割合に偏りを生じ、その程度は精子運動性に影響されることが示された。
索引語精子;密度;ウシ;分離;評価;研究;カフェイン;処理;運動;性
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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