インド洋中央部の熱水噴出域から採集された腹足類の新種

インド洋中央部の熱水噴出域から採集された腹足類の新種

レコードナンバー700586論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20013116NACSIS書誌IDAA11565254
著者名奥谷 たか司
橋本 惇
佐々木 猛智
書誌名Venus
発行元日本貝類学会
巻号,ページ63巻・ 1-2号, p.1-11(2004-06)ISSN13482955
全文表示
抄録インド洋中央部のロドリゲス三重会合点付近の熱水噴出域「かいれいフィールド」から無人探査機「かいこう」及び潜水調査船「しんかい6500」によって採集された腹足類のうち、3新種について記載する。また同時にアルビンガイの近似種も発見された。Bruceiella wareni n. sp. カイレイワタゾコシタダミ(新種)(ワタゾコシタダミ科)。殻径2mm前後。殻表は鉄錆様の沈着物に被われ、初生層は激しく腐食している。本属にはこれまで2種しか知られてないが、いずれの種とも歯舌特に中歯の形態において、一致しない。Desbruyeresia marisindica n. sp. チャイロハイカブリニナ(新種)(ハイカブリニナ科)。殻高9mm程度。殻は細高く、3列の縦肋が螺肋と交わって顆粒状になる。歯舌の特徴はD. cancellaaやD. spinosaに似ているが殻の形態、彫刻が異なる。Alviniconcha aff. hessleri Okuani & Oha、1988アルビンガイ近似種(ハイカブリニナ科)。殻の特徴および歯舌の特徴はマリアナ背弧海盆から採集されたアルビンガイにほとんど一致する。しかし塩基配列の解析(小島他、本号)によると、この個体群は遺伝的に独立していると思われる。Iphinopsis bouchei n. sp. インドゴロモ(新種)(コロモガイ科)。殻高3cmくらい。殻表には等間隔の、角張った螺肋があり、体層では約35条に及ぶ。前管溝は浅い。軸唇の奥部に1襞がある。
索引語殻;新種;種;歯;インド洋;形態;潜水;調査;鉄;塩基配列
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat