幼穂の発育に及ぼす温度の影響

幼穂の発育に及ぼす温度の影響

レコードナンバー700645論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014328NACSIS書誌IDAA1112906X
著者名小林 和広
書誌名島根大学生物資源科学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Life and Environmental Science Shimane University
発行元島根大学生物資源科学部
巻号,ページ9号, p.7-12(2004-08)ISSN13433644
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抄録温度と1穂穎花数の関係を2つの実験から調査した。実験1では3段階の気温処理を与えた:高温区32/24℃(昼温/夜温)、中温区29/21℃、低温区26/18℃。実験2では3段階の水温処理(26、29、32℃)を気温(29℃)とは独立に昼間に与えた。夜の水温は気温(21℃)と合わせた。穎花分化始期に器官別乾物重を測定した。出穂期に器官別乾物重、分化穎花数、分化1次枝梗数、分化2次枝梗数などを測定した。生殖成長期初期の高気温によって分化穎花数が減少した。高気温によって乾物生産量は減少しなかったが、各器官への分配が変化した。すなわち高気温によって葉身重がより大きくなり、分げつ重は小さくなった。低水温は分化穎花数を増加させたが、退化穎花数を増加させたために、現存穎花数はむしろ減った。水温処理は乾物生産量にもその各器官への分配へもほとんど影響を与えなかった。出穂期における(13)C atom%は葉身および葉鞘において高く、穂では低かった。このことから幼穂よりもさかんに成長している葉身などへ穎花分化始期では同化された炭水化物が転流していると考えられた。
索引語気温;花;水温;分化;器官;穂;処理;葉身;温度;出穂
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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