ワルナスビ実生の越冬性および耐凍性に及ぼす播種日の影響

ワルナスビ実生の越冬性および耐凍性に及ぼす播種日の影響

レコードナンバー700782論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名西田 智子
北川 美弥
山本 嘉人
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ50巻・ 2号, p.139-146(2004-06)ISSN04475933
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抄録草地更新時における、種子由来のワルナスビの侵入、定着の可能性を明らかにするため、ワルナスビ実生の越冬性に及ぼす播種日および播種条件の影響を調査した。播種日として、9月4日(SEP4区)、26日(SEP26区)および10月15日(OC15区)の3水準、播種条件として裸地(裸地区)およびオーチャードグラス(OG)と同時播種(OG区)の2水準(OC15区のオーチャードグラスは9月26日播種)を設けた。年内のワルナスビの出芽率は、播種日が早いほど高く、また、裸地区での出芽率の方がOG区での出芽率よりも高かった。しかし、OC15区ではいずれの播種条件でも出芽率はほぼ0であった。越冬率はSEP4-裸地区では73%と高かったが、SEP4-OG区およびSEP26-裸地、OG区では、約10%以下であった。ワルナスビ実生の耐凍性を調べるため、8月および9月に播種したワルナスビ実生を-4℃で、3、6、9および12時間処理した結果、8月播種区のワルナスビは、12時間処理でも無処理とほぼ同程度の生存率を保った。9月播種区では、処理時間の経過とともに生存率の低下が見られ、生存率が10%となる処理時間の95%信頼区間は、12-20時間となった。以上の結果から、北関東以北では、牧草の定着率が高い場合には、草地更新時に種子由来のワルナスビが定着する可能性は低いと考えられた。また、寒冷地ではワルナスビ実生の定着は暖地よりも制限されるものと推察された。
索引語播種;実生;定着;出芽;越冬;条件;処理;生存率;性;耐凍性
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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