広食性遺伝子PhB.PhSとSekの遺伝子量効果

広食性遺伝子PhB.PhSとSekの遺伝子量効果

レコードナンバー700853論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003601NACSIS書誌IDAA1158833X
著者名大沼 昭夫
竹村 洋子
田島 弥太郎
書誌名大日本蚕糸会研究報告
別誌名Journal of Dainippon Silk Foundation
大日本蚕糸会研究報告
発行元大日本蚕糸会
巻号,ページ50号, p.79-87(2002-11)ISSN
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抄録広食性遺伝子にはPhとSekの2種が知られているが、両者は互いに異なる染色体に座乗し、共に複数の装飾遺伝子を伴う。これの遺伝子の作用発現の強弱を明らかにする目的で、Ph(B)はZeでSekは+(pe)で標識し、両系統を掛け合わせて遺伝的背景をほぼ均一にした条件下で比較を行った。実験ではヘテロ型雌にテスターとしてホモ型雄を交配し、次代蚕を孵化直後から桑を含まない基本飼料で飼育し48時間後に毛振率を測定して分離する4種の表現型別に(遺伝子型についても)、広食性の程度を判定した。その結果、遺伝子別に見るとヘテロの場合は明らかにPh(S)>Sekであったが、ホモの場合は両者の差が縮まり、両者ホモでは毛振率99.9%に達した。また一方がホモ、他方がヘテロという場合は、いずれの遺伝子をホモにした場合でも差がなく、両者ヘテロの場合でも毛振率は85%程度であった。これらの結果からこれらの広食性遺伝子の作用は遺伝子の種類の差よりも、むしろ遺伝子の保有数に依存し増減することが判る。即ちその保有数が4個≧3個>2個(ホモ)>2個(ヘテロ)>1個の関係にあることが明らかになった。
索引語遺伝子;食性;種;作用;効果;染色体;発現;標識;系統;条件
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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