カルスト台地における黒毛和種繁殖牛の舌刈りを利用した防火帯作りの実証(1)

カルスト台地における黒毛和種繁殖牛の舌刈りを利用した防火帯作りの実証(1)

レコードナンバー700897論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007587NACSIS書誌IDAN00168764
著者名米屋 宏志
澤井 利幸
森重 祐子
ほか4名
書誌名山口県畜産試験場研究報告
別誌名Bull. Yamaguchi. Live. Res. Inst.
Bull. Zoo. Exp. Stn. Yamaguchi Jap.
山口県畜試研報
Bulletin of the Zootechnical Experiment Station, Prefecture of Yamaguchi, Japan
発行元山口県畜産試験場
巻号,ページ18号, p.47-55(2003-03)ISSN02871262
全文表示PDFファイル (2037KB) 
抄録野草地において、黒毛和種繁殖雌牛を放牧することにより、牛の採食行動を利用した防火帯設置の実証を行った。防火帯1kmを設置する労働時間は、本技術で設置・撤去時間を合わせて21.1時間/人であり、人力による草刈りでの設置する労働時間60.5時間/人と比較して約1/3程度の労働時間であった。野草の採食量は、繁殖牛体重500kgで1日1頭当たりの生草量で25kg程度で換算すると管理をしていない野草地(生草収量1365kg/ha)で1頭1年間で68aの防火帯設置が可能と考えられる。607頭・日/haの牧養力で放牧した時の野草地の状況は、植物と植物の間に空間ができ、冠部被度が50%程度となる。草丈は、22cm程度となり、放牧をしない野草地と比較して、火入れの際に炎が高く上がらないと考えられた。防火効果は、本試験後に実際に火入れを実施した結果、延焼に対しては十分に余裕をもって火を消すことができ、この牛の舌刈りを利用した防火帯作りは、国定公園秋吉台で実際に火入れを実施されている方に火道切りとしての利用できるとの評価を得た。
索引語防火;草地;繁殖;草;放牧;種;採食;植物;行動;技術
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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