家計消費に由来する二酸化炭素発生量

家計消費に由来する二酸化炭素発生量

レコードナンバー701006論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011887NACSIS書誌IDAN10165252
論文副題世帯属性による差に着目して
著者名中村 昌広
乙間 末廣
書誌名環境科学会誌 = Environmental science
別誌名環境科学会誌
発行元環境科学会
巻号,ページ17巻・ 5号, p.389-401(2004-09)ISSN09150048
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抄録本研究では、総務省が毎月実施している家計調査と産業連関表より求められた二酸化炭素発生原単位等をもとに、家計消費に由来する二酸化炭素の直接・間接の発生量を、世帯属性別に把握した。ただし電気と燃料については別途積み上げ型の原単位を用いた。その結果、年間世帯あたり発生量は、2人以上世帯で3250kg-C、単身世帯で1630kg-Cとなった。発生量の多い項目は、電気、食料、ガソリン、灯油、教養娯楽、都市ガス等であり、以上の項目で全体の64-68%を占めている。また、属性別に見ると次のことが明らかになった。1.収入が多いほど一人あたりの発生量は増加するが、発生量の伸びは収入の伸び以下にとどまる。2.世帯あたりの人員が少ないほど一人あたり発生量は増加する。3.高齢者世帯の発生量は他の世代より多い。しかし、単身者や夫婦世帯に限って比較すれば、むしろ他の世代より少ないため、世帯人員等の影響によるものと考えられる。ただしその場合でも、住宅での電気や燃料の使用に由来する発生は高齢者世帯で多い。住宅の広さ、在宅時間の長さ、住宅や電気製品の古さ等が理由として考えられる。4.ガソリン消費に由来する発生量は、若年の男性の単身世帯で特に多く高齢者世帯では少ない。自動車所有台数あたりの発生量で見ると、単身世帯では収入、男女、年齢による差が大きいのに対し、2人以上世帯では、年齢による差はあるが収入による差は少ない。
索引語発生;電気;家計;消費;二酸化炭素;が;単位;燃料;年齢;研究
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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