花崗閃緑岩を客土したハウス栽培圃場で発生したマグネシウム過剰によるキュウリの葉面クロロシス

花崗閃緑岩を客土したハウス栽培圃場で発生したマグネシウム過剰によるキュウリの葉面クロロシス

レコードナンバー701268論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名牛嶋 孝
兼子 明
山本 富三
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ73巻・ 5号, p.476-483(2004-09)ISSN00137626
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抄録福岡県北部の半促成によるキュウリのハウス栽培圃場において、葉にクロロシスが発生して収量が著しく低下する問題が発生した。このクロロシスは花崗閃緑岩を客土した栽培圃場でのみ多発したことから、クロロシスの発生は花崗閃緑岩の客土と関係があるものと考えられた。そこで、花崗閃緑岩とこれを客土したキュウリ栽培圃場の土壌化学性およびクロロシス発生葉の無機成分含量を調査した。その結果、花崗閃緑岩は玄武岩や花崗岩に比べて、交換性Mg含量が著しく高いことが明らかになった。また、クロロシスの発生程度が大きい栽培圃場では作土の交換性Mg含量が著しく高かった。クロロシス発生葉のMg含量は2%以上で、クロロシス程度が大きいほどMg含量が高いという関係が認められた。さらに、Mg濃度の高い培養液でキュウリを水耕栽培したところ、Mg濃度が20me・lier(-1)以上になると現地の栽培圃場で発生したクロロシスと類似の症状が発生した。以上の結果から、福岡県北部で発生したキュウリの葉のクロロシスは、Mg含量の高い花崗閃緑岩を客土に用いたことによる葉のMg過剰が直接の原因であると考えられた。
索引語クロロシス;発生;圃場;葉;キュウリ;栽培;客土;性;ハウス栽培;過剰
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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