ウマの糞尿から揮散するアンモニアガス濃度について

ウマの糞尿から揮散するアンモニアガス濃度について

レコードナンバー701475論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015525NACSIS書誌IDAN10578820
著者名祐森 誠司
池田 周平
高崎 興平
ほか1名
書誌名日本家畜管理学会誌 = Japanese journal of livestock management
別誌名Jpn. J. Livest. Management
家畜管理会誌
日本家畜管理学会誌
発行元日本家畜管理学会
巻号,ページ40巻・ 3号, p.121-126(2004)ISSN13421131
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抄録ウマの糞尿から揮散するアンモニアガスについて基礎的知見を得るために糞、尿それぞれあるいは糞尿混合物から揮散するアンモニアガス濃度を測定した。供試した糞尿はアングロアラブ種1頭、サラブレッド種1頭から採取し、混合して用いた。なお、採取時にそれぞれ1日当たりの排泄量を測定した。アンモニアガスの揮散濃度は900ml容の広口ビンに糞のみ90g、尿のみ90gを入れ、開口したまま28±2℃の空調室内に配置し、12時間間隔で連続120時間拡散式ドジチューブを用いて測定した。また、排泄量の重量比が糞1:尿3であったことから、糞1(30g)、尿3(90g)を用いて糞に尿を散布した場合と撹拌混合した場合のアンモニアガス揮散濃度を測定した。アンモニアガス揮散濃度は糞のみからでは測定時間を通じて低く、21.3?33.0ppm・hの範囲であったが、尿のみでは72?84時間後に最も揮散濃度が高く、246ppm・hとなった。また、糞尿混合物からのアンモニアガスの揮散は混合状態に関係なく24?36時間で最も濃度が高く、3000ppm・hを越えていた。馬房規模に換算し、得られたアンモニアガス濃度から臭気強度を求めると、糞のみでは臭気強度1以下、尿のみでは臭気強度3?3.5、糞尿混合物では臭気強度5以上となり、早期に糞尿を分別して処理することが馬房内のアンモニアガス揮散抑制に効果的であると考えられた。
索引語アンモニア;ガス;濃度;糞尿;尿;測定;強度;混合;ウマ;種
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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