マウス精巣におけるプリオン遺伝子mRNA発現パターンについて

マウス精巣におけるプリオン遺伝子mRNA発現パターンについて

レコードナンバー701490論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名藤澤 正彦
金井 克晃
南 相充
ほか5名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 5号, p.565-570(2004-10)ISSN09168818
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抄録正常型プリオン蛋白(PrP(c))はGPIアンカリング膜糖蛋白として細胞膜上に存在していることから細胞間の情報伝達や細胞間接着などに関与している可能性がある。プリオン蛋白は脳のみならず他の主要臓器においてもその発現が認められている。今回、精巣におけるPrnp(mRNA)発現パターン並びにその局在を解析する目的でノーザンブロットおよびin siu hybridizaionを行った。ノーザンブロットでは2.2kb並びに1.1kbの二つの転写産物が精巣において確認された。2.2kbの転写産物は発育段階を通じて確認されたが、1.1kbの転写産物は2週齢以降より観察された。また、in siu hybridizaionの結果よりPrnpに対する成熟マウス精巣において精母細胞から円型精子細胞にかけて強いシグナルが認められたが、伸長型精子細胞や精子、体細胞であるセルトリ細胞、ライディッヒ細胞並びにマイオイド細胞にはシグナルは観察されなかった。以上、マウス精巣におけるPrnp mRNAの発現は精細管内の細胞に集中して認められ、活発な増殖能を有する精祖細胞を基点とした精子形成に関与することが示唆された。
索引語細胞;精巣;発現;精子;マウス;プリオン;転写;産物;mRNA;遺伝子
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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