植物におよぼす汚染土壌・廃棄物溶出試料の有害性評価

植物におよぼす汚染土壌・廃棄物溶出試料の有害性評価

レコードナンバー701854論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011887NACSIS書誌IDAN10165252
著者名中山 秀謹
庄司 良
毛利 紫乃
ほか6名
書誌名環境科学会誌 = Environmental science
別誌名環境科学会誌
発行元環境科学会
巻号,ページ17巻・ 6号, p.469-478(2004-11)ISSN09150048
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抄録廃棄物処分場や工場等の事業所からの地下浸透水による土壌汚染の有害性評価手法の問題点の抽出、評価に用いる植物の感度の比較を目的とし、汚染土壌及び安定型廃棄物固形試料と各溶出試験試料に陸生並びに水生植物のバイオアッセイを適用した。その結果、植物種によって有害性評価の結果が大きく異なった。PCB汚染土壌や重金属汚染土壌の3種類の汚染土壌の中ではリクトウに最も大きな生長阻害が見られたことから、感度の高い有害性評価のためにはリクトウが最適であると判断された。ポット試験においては、発芽率よりも生長率に強い阻害がみられた。しかし、個体差が大きく発芽が不安定であったため、ポット試験においては発芽の安定性を向上させる必要があることが明らかとなった。また、植物を用いたバイオアッセイによる有害性評価に際して、低濃度領域での過増殖の考慮が必要不可欠であることが示された。ポット試験と濾紙試験の結果の比較から、ポット試験と濾紙試験は結果が相関しないことが明らかとなった。その一因として給水の違いによる液固比や溶出方法の相違が考えられた。植物による有害性評価の利用の一例として、PCB汚染土壌のイソプロパノール洗浄前後の有害性を3種の植物で比較した結果、洗浄に効果が認められ、汚染土壌の浄化度合いを把握する方法としての陸生植物の有用性が明らかとなった。水生植物と陸生植物を溶出試料について比較した結果、陸生植物の感度よりも水生植物の感度が良いことが明らかとなった。
索引語植物;汚染;土壌;性;評価;ポット;廃棄物;発芽;バイオアッセイ;種
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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