モモ果実の軟化に伴う細胞壁多糖類の変化

モモ果実の軟化に伴う細胞壁多糖類の変化

レコードナンバー702063論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名村松 昇
田中 敬一
朝倉 利員
ほか1名
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ73巻・ 6号, p.534-540(2004-11)ISSN00137626
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抄録モモ果実の軟化に伴う細胞壁および物理性の変化を調査した。酵素を失活させた果肉の粗細胞壁からペクチンおよびヘミセルロースを順に抽出した。各画分のウロン酸及び中性糖を測定し、さらに各画分の中性糖組成をGLCを使って測定した。さらに、各画分をゲル濾過カラム(sepharose CL-4B 1.5×40cm)にかけ、糖鎖の分子量を推定した。その結果、ヘミセルロースの一種であるキシログルカンは、調査期間中徐々に分子量が低下するのに対して、ペクチンは軟化の最終段階において大量に可溶化したことから、モモ果実の軟化には2つの段階があると考えられた。また、これらの変化は、同時期に測定した簡易な応力緩和法による最大荷重と緩和率の変化とそれぞれ一致していた。さらにペクチンのエステル化率の測定、粗細胞壁への酵素処理を行いモモ果実のペクチンの性質を調査し、細胞壁多糖間の架橋構造および果実の軟化に関与する酵素について論議した。
索引語果実;軟化;細胞壁;モモ;ペクチン;糖;測定;酵素;調査;ヘミセルロース
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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