製材品の人工乾燥前処理に関する研究

製材品の人工乾燥前処理に関する研究

レコードナンバー702160論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012071NACSIS書誌IDAN1046332X
論文副題スギ正角生材の天然乾燥における含水率の経過
著者名須川 均
書誌名研究報告
発行元群馬県林業試験場
巻号,ページ6号, p.72-81(1999-07)ISSN09186115
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抄録スギ12.0cm角材を中心に、製材品の人工乾燥前処理を前提として、天然乾燥について、いくつかの乾燥環境下での含水率の経過を観察した。(1)屋内放置したスギ正角生材10.5cm角材、12.0cm角材の乾燥性を検討した。JAS基準のD20には、12.0cm角が放置90日後に達し、10.5cm角が放置60日後までに達していた。しかし、材表層部と材内部の水分傾斜は12.0cm角が放置90日後、10.5cm角で放置60日後においても解消されていなかった。(2)天然乾燥における断面寸法の影響は12.0cm角は初期含水率の高低にかかわらず、放置60日後以降は10.5cm角より高い含水率で平衡含水率に向かって漸減していったことから、天然乾燥における断面寸法の影響は繊維飽和点付近から現れると考えられる。(3)既存の温室を利用し、その乾燥促進効果をみた。平均乾燥速度は温室内、強制的に送風した材と屋外において自然風に当てた材とほぼ等しく、温室に置いただけの材は乾燥が遅れた。したがって、風による除湿効果が乾燥を促進させたと考えられる。(4)背割りよる乾燥効果をみた。背割りを入れて屋外で乾燥させた材と無背割り材とでは、平均乾燥速度に大きな差はみられなかった。
索引語乾燥;角;含水率;スギ;温室;効果;製材;人工;前処理;促進
引用文献数9
登録日2011年09月21日
収録データベースJASI, AGROLib

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