黒ボク土壌における稲わら堆肥の連用が春どりキャベツの生育及び土壌の化学性に及ぼす影響

黒ボク土壌における稲わら堆肥の連用が春どりキャベツの生育及び土壌の化学性に及ぼす影響

レコードナンバー702861論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008506NACSIS書誌IDAA11766369
著者名吉田 俊郎
神保 伸幸
井上 満
宇田川 雄二
青柳 森一
村井 正和
所 重雄
安西 徹郎
書誌名千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center
別誌名Bull. Chiba. Agric. Res. Cent.
千葉農総研研報
発行元千葉県農業総合研究センター
巻号,ページ3号, p.79-93(2004-03)ISSN13472585
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抄録春どりキャベツの生育及び土壌の化学性に対する有機物連用の効果を明らかにするため、新規造成圃場(黒ボク土壌)を利用して、1981年からの11年間は、堆肥などの有機物連用による肥沃化の過程を調査し、1992年からの11年間は、堆肥連用の有無に、化成肥料の施用量を組合せ、肥沃化した圃場における地力窒素の供給能力を評価した。その結果、1.新規造成圃場への堆肥連用及び収穫残滓鋤込みにより、キャベツの生育が進み、結球重量が大きくなった。この傾向は、気象の関係から生育が遅れ、結球時期の温度が比較的高い晩春期に結球した年に顕著であった。2.堆肥連用などにより腐植含量及びCECが増加し、収穫残滓鍬込みにより可給態リン酸含量が増加した。3.肥沃化圃場への堆肥連用と化成肥料標準施用により、キャベツの生育が進み、結球重量が大きくなった。この傾向も、全ての区の生育や結球始期が遅れ、収穫始期が遅くなった年に顕著であった。4.キャベツの初期生育が早い年には、化成肥料を減量したほうが、結球が遅れ、比較的高温期の結球となるために結球重量が大きくなった。5.堆肥連用により、土壌中の腐植含量が高まったことにより、窒素やリン酸が土壌中に保持され、全窒素、可給態窒素及び可給態リン酸含量が高まった。また、堆肥連用により、CECが増加したことにより、交換性加里、交換性石灰及び交換性苦土含量が高まったものと考えた。このような土壌養分の富化がキャベツの初期生育や結球重量に影響したものと思われた。
索引語生育;堆肥連用;年;春どりキャベツ;キャベツ;結球重量;結球;腐植含量;CEC;可給態リン酸含量
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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