ディスポーサブル吸引器によるブタ卵胞液回収法の検討

ディスポーサブル吸引器によるブタ卵胞液回収法の検討

レコードナンバー702974論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012854NACSIS書誌IDAN10092986
著者名大竹 正剛
土屋 聖子
柴田 昌利
ほか1名
書誌名静岡県中小家畜試験場研究報告 = Bulletin of Shizuoka Swine & Poultry Experiment Station
別誌名Bull. Shizuoka Swine & Poultry Exp.Stn
静岡中小試研報
発行元静岡県中小家畜試験場
巻号,ページ15号, p.47-52(2004-10)ISSN09146520
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抄録ブタ卵子の体外成熟において成熟培地へのブタ卵胞液の添加は、活性化後の胚発生能向上に有効とされ、広く使用されている。卵胞液の回収は一般に注射器を用いるが、大量の卵子を培養するには卵胞液も相応に必要となり、多大な労力を要する。一方、卵胞液はと場卵巣由来であり、病原体持込みが懸念される。これら問題を解決するために、ディスポーサブル吸引器の作成を試み、その性能、および汚染防止を目的とした前処理条件について検討した。ディスポーサブル吸引器:卵胞液吸引器は注射器等を用いて作成した。吸引器の性能および回収卵胞液による培養試験:吸引庄400,300,200,100,50mmHgで回収し、注射器の単位時間当たりの回収量と比較した。また、400mmHg、50mmHg、注射器で回収した卵胞液を用いて培養試験を行い、回収方法が卵胞液に与える影響を培養試験にて検討した。結果、100mmHg区で注射器に比較し単位時間当たりの回収量が1.4倍向上した。また回収した卵胞液による培養成績は、3区間において有意な差は認められなかった。バブリングによる卵胞液の影響:5分間曝気した卵胞液を用いて培養試験を行い、回収時に生ずるバブリングの影響を検討した。培養の結集、処理区と非処理区の間に差は認められなかった。ウイルス不活化処理による卵胞液の影響:56℃1hr加熱した卵胞液を用いて培養試験を行い、ウイルス不活化を目的とした処理条件を検討した。培養の結果、加熱区が非処理区より低下傾向にあったが有意な差は認められなった。以上の結果から、作成された卵胞液吸引器は卵胞液を効率的に回収でき、品質にも影響ないことが確認された。また、病原体持込みを懸念する際は、56℃1時間処理によって、汚染防止の一助となることが示唆された。
索引語卵胞;回収;培養;処理;ブタ;卵子;成熟;性能;汚染;防止
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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