岡山県におけるアイノウイルスの流行とその病原性

岡山県におけるアイノウイルスの流行とその病原性

レコードナンバー702978論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名福冨 豊子
平井 伸明
真瀬 昌司
ほか5名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ57巻・ 12号, p.779-784(2004-12)ISSN04466454
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抄録2002年8月-10月に岡山県で調査個数の90%、調査対象おとり牛の79.7%にアイノウイルス(AINOV)に対する抗体陽転が認められた。8月以降異常産が多発し、8月-翌3月に異常産子検査総数77例中29例の異常産子をAINOV感染症と診断した。29例の内訳は、流産が6例、死産が10例、早産が4例、異常子牛の娩出が9例であった。また、8月下旬に採血した未越夏おとり牛5頭の血液および10月上旬に発生した4ヶ月齢流産胎子1頭の脳からAINOVが分離された。いっぽう、8月中旬-9月下旬に神経症状を呈した成牛と育成牛各1頭の中枢神経からAINOV抗原が検出され、うち、成牛の血液および中枢神経からはAINO遺伝子が検出された。今回のAINOV感染症の特徴は、流産の多発と胎子感染後異常産発生までの経過が短かった点であった。また、AINOVの自然感染が成牛に脳炎を引き起こす可能性を初めて明らかにした。
索引語異常;流産;岡山県;調査;血液;胎子;発生;感染;病原性;抗体
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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