パラコート中毒罹患犬の肺組織傷害発生におけるフリーラジカルの関与および肺組織のリモデリング

レコードナンバー
702981
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00014801
NACSIS書誌ID
AN00191857
本文言語
ja
著者名
福永 尚輝 ; 森田 剛仁 ; 澤田 倍美 ; 西田 幸司 ; 島田 章則
誌名
日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元
日本獸医師会
巻号ページ
57巻・12号,p.799-801(2004-12)
ISSN
04466454
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PDF(890KB)
抄録
嘔吐および呼吸不全を呈し数日で死亡した犬2例について臨床および病理学的に検索した結果、パラコート中毒と診断された。組織学的に肺胞腔における出血と水腫、肺胞壁のび慢性線維化、ならびに硝子膜形成が認められた。細気管支上皮細胞および細気管支周囲の肺胞領域の上皮細胞の顕著な増生が認められ、これらの細胞には連続性が認められた。免疫組織学的にこれらの細胞はともにサイトケラチン陽性を示した。また、肺胞上皮細胞の核には酸化的ストレス障害の指標としてよく使用されている8-OHdG陽性像が認められた。以上より、パラコート中毒の肺組織障害にはフリーラジカル産生に基づく酸化的障害が深く関与していること、障害が特に肺胞上皮細胞において強く引き起こされた場合、細気管支上皮細胞が肺胞組織障害の修復に重要な役割を果たすことが示された。
引用文献数
11
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib