空間的遺伝構造と分化の図示

空間的遺伝構造と分化の図示

レコードナンバー703089論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015063NACSIS書誌IDAN00193852
論文副題その変化でgene flowを観る試み
著者名島谷 健一郎
齋藤 大輔
川口 英之
ほか2名
書誌名日本生態學會誌
別誌名日生態会誌
Jpn. j. ecol
Japanese journal of ecology
日本生態学会誌
発行元日本生態学会暫定事務局
巻号,ページ54巻・ 3号, p.165-178(2004-12)ISSN00215007
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抄録1.集団内空間的遺伝構造は、その集団が形成された交配・繁殖過程とそこでのgene flowで定まる。本稿では、まず現在の空間的遺伝構造を視覚的に表現する記述統計手法を工夫し、単純なgene flowモデルの元で様々な要因がどのように遺伝構造に影響を与えるか、表計算ソフトのグラフ画面を見ながら定量的に考察した。2.一般に植物のgene flowは花粉飛散と種子散布からなるが、次世代遺伝構造は繁殖に成功する個体密度でまず決定される。そして、この3要因しか考えない簡略モデル下においてすら、異なるパラメータ値から似たような遺伝構造を醸し出す例は容易に作ることができる。3.従って、現存個体の遺伝マーカーデータだけからは、gene flowも他の生態的要因も推定できない、しかし逆に言うと、遺伝マーカー以外の手法でいずれかの生態的要因がある程度押さえられていれば、遺伝マーカーとの包括的研究により、それぞれ単独では推定困難だった因子を定量的に把握できる可能性を示唆する。
索引語遺伝;構造;要因;マーカー;集団;繁殖;モデル;個体;生態;推定
引用文献数32
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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