インヒビン受動免疫法によるミニシバヤギの排卵数増加

インヒビン受動免疫法によるミニシバヤギの排卵数増加

レコードナンバー710355論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名渡辺 元
名倉 義夫
Medan M.S.
ほか3名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 6号, p.705-710(2004-12)ISSN09168818
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抄録インヒビン中和法がミニシバヤギの血中ホルモン濃度と排卵数に及ぼす影響について検討した。実験には、10頭の成熟雌ミニシバヤギを用い、5頭にはインヒビン抗血清(10ml)、他の5頭には対照群として、正常ヤギ血清を静脈注射し、血中ホルモン濃度を測定する目的で経時的に採血した。卵巣の変化は、開腹手術により肉眼で確認した。インヒビン抗血清投与群では、対照群に比べて有意な血中FSH濃度の増加が認められ、黄体退行後、血中エストラジオール-17β濃度が対照群の2倍にまで上昇した。排卵数は、インヒビン抗血清投与群で、14.4±2.2個、対照群で2.2±0.6個、直径4mm以上の卵胞数は、インヒビン抗血清投与群で10.0±0.8個、対照群で2.4±0.3個といずれもインヒビン抗血清投与群で有意な増加を示した。本研究において、プロスタグランジンF2α投与の72時間前にインヒビン抗血清を投与することにより、FSH分泌量が増加し、卵巣では、卵胞発育が促進され、排卵数が増加するものと解釈された。以上の結果から、インヒビン中和法は、ヤギにおいて外因性性腺刺激ホルモン投与法による過排卵誘起法として有用であることが確認された。
索引語血清;投与;ヤギ;排卵;濃度;シバ;中和;ホルモン;卵巣;卵胞
引用文献数29
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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