組換えタンパク質および合成ペプチドを抗原とした抗ウシレプチン抗体の作製とその特性について

組換えタンパク質および合成ペプチドを抗原とした抗ウシレプチン抗体の作製とその特性について

レコードナンバー710357論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名高橋 透
今井 敬
橋爪 一善
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 6号, p.717-724(2004-12)ISSN09168818
全文表示PDFファイル (1734KB) 
抄録特異性と力価の高い抗ウシレプチン抗体をウサギで作製することを目的として、組換えタンパク質およびペプチドを抗原とした抗体を作製した。組換えレプチンは293細胞で発現させて精製し、家兎に免役した。抗ペプチド抗体を作製するために、ウシレプチンのアミノ酸配列21-40および91-110に相当するペプチドを合成し、スカシガイ由来ヘモシアニンと結合させて家兎に免役した。作製された抗血清の特性を酵素免疫法による力価検定、イムノブロット法およびサンドイッチアッセイ法で検討した。本研究で作製した抗ペプチド抗体2種類および抗組換えタンパク質抗体1種類は、いずれもウシレプチンに反応したが、組換えタンパク質を免役した抗体は、他のペプチド抗体2種よりも酵素免疫法による力価が高かった。また、3種類の抗体はマウスおよびヒトレプチンに対して交叉反応することをイムノブロット法で確認した。更に抗組換えレプチン抗体が抗ペプチド抗体の抗原のいずれによっても中和されなかったことから、作製した3種類の抗体の抗原認識はそれぞれ異なることが示唆され、この特性を応用してサンドイッチアッセイを組み立てた。サンドイッチアッセイの標準曲線は良好な用量依存性が認められた。これらの抗体はイムノブロット法ではヒトおよびマウスのレプチンに交叉したにもかかわらず、サンドイッチアッセイでは交叉性は認められなかった。本研究から、ウシレプチン分子の異なる抗原領域を認識する3種類の抗体が作製され、レプチン研究の免疫学的プローブとして利用できることが示唆された。
索引語抗体;ペプチド;抗原;タンパク質;特性;研究;合成;酵素;免疫;マウス
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat