ガスクロマトグラフィー/質量分析法による環境試料中のトリブチルスズ化合物の定量

ガスクロマトグラフィー/質量分析法による環境試料中のトリブチルスズ化合物の定量

レコードナンバー710733論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005122NACSIS書誌IDAN00007222
著者名角脇 怜
石田 一磨
書誌名愛知県公害調査センター所報
別誌名Bulletin of Aichi Environmental Research Center
発行元[愛知県公害調査センター]
巻号,ページ17号, p.57-65(1990-03)ISSN
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抄録環境試料中に存在する微量トリブチルスズ化合物を,Sep-Pakシリカカートリッジによるクリーンアップと水素化を組み合わせた手法で前処理を行い,ガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)法で定量する方法について検討した。水質及び底質試料中のトリブチルスズ化合物を塩酸酸性下で塩化トリブチルスズ(TBTC)とし,ヘキサンで抽出した後Sep-Pakシリカカートリッジに吸着させた。共存する有機物をエタノールで溶離してクリーンアップした後,水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)溶液を注入して水素化を行った。カートリッジ内の水素化トリブチルスズ(TBTH)をヘキサンで溶出させ溶出液を濃縮して定容とし,キャピラリーカラムを用いるGC/MS法で定量した。また,魚類試料については,塩酸メタノール/酢酸エチルで抽出してからヘキサン/酢酸エチルに転溶し,溶媒を濃縮除去した後,残留物をエタノールに溶解した。これを水素化してからヘキサンで抽出を行い,さらにSep-Pakシリカカートリッジでクリーンアップし,GC/MS法で定量した。本法による定量限界は,水質試料で約0.0001μg/ml,底質試料で約0.005μg/g,魚類試料で約0.01μg/gであった。また,添加回収実験による回収率は,水質及び底質試料では90%以上,魚類試料では約80%であった。
索引語水素;化合物;水質;底質;魚類;抽出;ガス;クロマトグラフィー;質量分析;環境
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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