促成ナスの点滴かん水施肥(養液土耕)栽培における生育および収量と窒素の動態

促成ナスの点滴かん水施肥(養液土耕)栽培における生育および収量と窒素の動態

レコードナンバー710855論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名満田 幸恵
山本 富三
荒木 雅登
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ76巻・ 1号, p.9-14(2005-02)ISSN00290610
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抄録促成ナス栽培において、作土からの窒素供給量を明らかにし、点滴かん水施肥栽培における生育・収量、窒素吸収量、作土中の残存無機態窒素量および不明窒素量について慣行栽培との比較検討を行い下記の知見を得た。1)本試験における栽培前の既存無機態窒素量は31gm-2(126mg kg-1)、作土からの窒素供給量は47gm-2で、養分集積が大きい施設圃場における作土からの窒素供総量は、極めて大きいことが示唆された。2)作土からの窒素供給量が十分な圃場で点滴かん水施肥栽培を行った場合には、施肥窒素量と作土からの窒素供総量の合計が47-117gm-2の範囲では、生育および収量は同等であり、ナスの窒素吸収量は47-54gm-2で大きな差がなかった。このことから窒素供給量が本試験の範囲内では、欠乏症および過剰害は生じないことが考えられた。3)促成ナス栽培の窒素の収支について調べた結果、減肥の有無にかかわらず、不明窒素量((土壌窒素供給量+施肥窒素供給量)-(ナスの窒素吸収量+残存無機態窒素量))は点滴区の方が少なかった。このことから、促成ナスにおいても慣行栽培より点滴かん水施肥栽培の方が、環境負荷が小さく効率よく窒素を利用できる方法であることが示唆された。
索引語窒素;栽培;ナス;施肥;供給;作土;促成;生育;収量;吸収
引用文献数38
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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