牛ウイルス性下痢ウイルス感染症に対する疫学的アプローチと危険因子の分析

牛ウイルス性下痢ウイルス感染症に対する疫学的アプローチと危険因子の分析

レコードナンバー710995論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015317NACSIS書誌IDAA11157349
著者名安富 一郎
岡沢 学
原也恵
書誌名獣医疫学雑誌 = The journal of veterinary epidemiology
発行元獣医疫学会
巻号,ページ8巻・ 2号, p.77-83(2004-12)ISSN13432583
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抄録2001年4月から2004年3月までに、北海道湧別町において37農場でBVDV感染を認めた。そのうち28農場に対してPI牛摘発を目的に全頭検査を行い、58頭のPI牛を摘発した。PI牛は胎令40-125日の胎子感染によって生じることから、PI牛の生年月日からBVDV感染時期を推定し疫学調査を行った。また町内全酪農家に飼養管理に関するアンケートを行い、ロジスティック回帰分析を用いてBVDV感染の危険因子を検討した。BVDV感染は季節性、地域性なく町内に広がり、農場内感染において単一期間から複数のPI牛をもたらしたり、PI牛の出生により別なBVDV流行が生じて新たなPI牛をもたらしたりすることが分かった。またBVDV感染と相関のある危険因子として、共進会の出陳、外部導入、グラスサイレージの給与ならびに焼烙による除角法が示された。今後は得られた危険因子についてBVDV関連との因果関係を検討するとともに、共進会の出陳牛に対する上場条件の強化(ワクチン接種とBVDV検査)と外部導入牛ならびにその産子に対するBVDV検査を提案したい。
索引語ウイルス;性;下痢;疫学;因子;分析;北海道;農場;感染;検査
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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