豚部分肉の特定部位自給率低下

豚部分肉の特定部位自給率低下

レコードナンバー710997論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008152NACSIS書誌IDAA11740161
著者名賀来 康一
島田 和宏
荻野 暁史
山内 盛弘
深瀬 誠
書誌名畜産草地研究所研究報告 = Bulletin of National Institute of Livestock and Grassland Science
別誌名Bull. NARO Inst. Livest. Grassl. Sci
Bulletin of NARO Institute of Livestock and Grassland Science
Bull. Nat. Inst. Livest. Grassl. Sci
畜草研研報
発行元農業技術研究機構畜産草地研究所
巻号,ページ5号, p.13-17(2005-02)ISSN13470825
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抄録国内での豚肉流通実態を明らかにする目的で,入手資料を分析した。1988年から2000年に,豚肉の部位別国内流通合計量は,143万トンから155万トンへ微増し,自給率は77.7%から58.0%へ低下した。2000年の部位別自給率は「ひれ」26.1%,「ロース」32.2%,「ばら」54.4%,「かた」73.4%,「もも」95.0%であり,とくに特定部位である「ひれ」と「ロース」については,1988年から2000年にかけて,「ひれ」は63.1%から32.2%へ,「ロース」は56.2%から26.1%へと顕著に低下した。豚部分肉の国内市場規模は,1989年から2000年にかけて72%に縮小した。国内の豚肉流通は枝肉流通を前提として,畜産物価格安定制度と輸入制度が存在するなか,1995年から2000年にかけて部分肉の流通を扱う日本食肉流通センターの扱い量は,国産豚肉流通量の4.7%から15.8%へ増加した。1999年の大手ハム・ソーセージ会社上位10社は食肉流通業者としての売り上げが大きく,7社の売上額が総売上額の50%以上,3社が30%以上50%以下であり,国内での豚肉流通は,大手ハム・ソーセージ会社の影響が大きい。豚肉の国内流通の主流は枝肉から部分肉に移行し,輸入豚肉も部位別に輸入されている。国内の豚肉流通について部分肉流通が増加している現状から,現行の畜産物価格安定制度と輸入制度の実効性向上にむけ,新たな施策を検討することは有意義である。
索引語豚肉;流通;実態;ひれ;規模;枝肉;畜産物;価格;制度;輸入
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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