小笠原諸島近海で見られたハワイヒカリダンゴイカの生態

小笠原諸島近海で見られたハワイヒカリダンゴイカの生態

レコードナンバー711040論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20013116NACSIS書誌IDAA11565254
著者名奥谷 喬司
土田 真二
書誌名Venus
発行元日本貝類学会
巻号,ページ63巻・ 3-4号, p.125-133(2005-01)ISSN13482955
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抄録海洋科学研究開発機構(JAMSEC)の無人深海探査機ハイパードルフィンによって、小笠原諸島西方の海形海山の中腹、水深912mにおいてハワイヒカリダンゴイカの小群が発見された。いずれの個体も海底面すれすれのところでホーバリングを行っており、海底に付いているものや高い位置で遊泳しているものは見られなかった。各個体ともまちまちな方向を向いており、海流に支配されているようには見えない。本種はこれまでもハワイ他西太平洋各地に分布していることは知られていたが、これまでの採集はおおむね開放ネットによるものであり、中層浮遊性とされていたが、今回の観察により漸深海底帯で、近底層性の生活を送っていることが判った。この観察の時、9標本が採集されたが、いずれも雌で、ハワイから採集されたタイプ標本も、またサモア北方のコンベ礁から採集されたものも雌で、雄の報告はない。また、Nesisは琉球や小笠原など日本近海を分布範囲にあげているが、それらの詳細についての報告は見あたらない。これらの標本と過去の形態記載と比較も行い、腕長式などにかなりの種内変異があることも確かめられた。
索引語生態;海洋;科学;機構;深海;水深;個体;海底;海流;種
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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