サツマイモ塊根におけるトリプシンインヒビター(TI)活性の品種・系統間差異

サツマイモ塊根におけるトリプシンインヒビター(TI)活性の品種・系統間差異

レコードナンバー711185論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015503NACSIS書誌IDAA11317194
著者名外山 潤
吉元 誠
山川 理
書誌名育種学研究 = Breeding research
発行元日本育種学会
巻号,ページ7巻・ 1号, p.17-23(2005-03)ISSN13447629
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抄録サツマイモ(Ipomoea baaas(L.)Lam)は家畜飼料として優れた作物であるが、塊根中には抗栄養因子のトリプシンインヒビター(rypsin inhibior:I)を含んでいる。本研究では、サツマイモ品種・系統のI活性を調査するための簡易迅速測定法を開発し、栽培品種(8品種)および育成途上系統(199系統)の分析を行った。測定は、酵素としてブタ膵臓トリプシン、基質としてBAPA(BenzoylD、L-arginine-p-niroanilide)を用いて比色法で行う従来法の一部を改変し、少量で多検体の分析が可能なマイクロプレートを用いる方法で行った。本法により、サツマイモの精製I(Sweepoao I:SPI)およびダイズの精製I(ダイズI)の活性を測定し作成した検量線は、0-1μg(検体10μl中)の範囲で高い精度を示した(R2=0.974:SPI、R2=0.999:ダイズI)。92検体(1マイクロプレート当たり)の分析に要する時間は、試料抽出に30分、I活性の測定に90分となり、従来法に比べて大幅に短縮された。サツマイモの栽培品種のI活性は、65-392U/mg DW(平均:197U/mg DW)の範囲であった。一方、育成途上の199系統のI活性は38-944U/mg DW(平均:273U/mg DW)の広い範囲に分布し、栽培品種よりも著しく高いI活性の系統が存在することが示された。これらの高活性系統の一部では、I活性が家畜の耐性閾値を越える可能性があると推定された。
索引語活性;系統;品種;サツマイモ;栽培;分析;測定;ダイズ;塊根;家畜
引用文献数33
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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