レタス茎頂での花芽分化開始に伴うヒストンH4遺伝子の発現について

レタス茎頂での花芽分化開始に伴うヒストンH4遺伝子の発現について

レコードナンバー711193論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名根本 圭介
杉山 信男
李 温裕
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ74巻・ 2号, p.121-126(2005-03)ISSN00137626
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抄録ヒストンH4遺伝子を発現する細胞の分布パターンの変化からレタスの茎頂分裂組織において花芽分化開始時の初期変化を検出できる可能性を調査するため、in siuハイブリダイゼーションを行った。レタスのヒストンH4タンパク質は他の植物のヒストンH4タンパク質と98%以上の高い相同性を示した。この遺伝子をプローブとして、in siuハイブリダイゼーションを行なった結果、レタスの栄養生長茎の茎頂は明確な領域に分けられ、ヒストンH4遺伝子の発現は茎頂の周辺領域(peripheral zone)において高く、茎頂分裂組織の中央領域(cenral zone)ではほとんど認められなかった。その後発現パターンは急激に変化し、花芽分化開始にともなう茎頂部のドーム化に先立って、中央領域でもヒストンH4遺伝子の発現が見られるようになった。これらの結果から、茎頂分裂組織の中央領域における細胞の分裂周期が花芽分化に伴い促進されること、この変化は茎頂部のドーム化より数日前に起こること、およびヒストンH4遺伝子のin siuでの発現パターンは花芽分化の時期を特定するのに有用なマーカーであることが明らかになった。
索引語茎頂;遺伝子;発現;花芽;分化;レタス;分裂組織;細胞;タンパク質;分布
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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