収量マップを活用した局所管理シミュレーション

収量マップを活用した局所管理シミュレーション

レコードナンバー711235論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名帖佐 直
渡辺 兼五
東城 清秀
ほか2名
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ122号, p.3-10(2005-03)ISSN03891763
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抄録コンバインによる収量計測システムから得られる収量マップの局所管理を実践するうえでの役割を確認するとともに、収量計測の精度がマップの作成や解釈におよぼす影響について検討するために、局所管理の効果を検証するシステムを構築してモンテカルロシミュレーションを行った。以下に結果を示す。1.収量マップから局所的な水稲の窒素吸収量を推定して局所毎の窒素吸収量を均一にするモデルを用いて、局所管理の効果を検証するシステムを構築した。構築したシステムでは、窒素利用率の局所的な位置への従属性を示す指数(局所従属指数)を設けることで時間的な従属性も表現した。2.窒素利用率の変動および収量計測誤差が小さいほど収量のばらつきの補正効果が高くなったが、収量計測誤差が10%より小さくなっても、その効果に大きな変化は見られなかった。3.供試データにおいては、収量計測誤差が20%を超える時は空間従属構造を考慮することで収量計測誤差が軽減される可能性が示されたが、収量計測誤差が10%を下回るときはむしろ空間従属構造を考慮しないほうが適切な収量値が得られた。4.局所管理を繰り返すことによる収量ばらつきが補正されることを確認した。窒素利用率の局所的な従属性がない条件でも、複数年局所管理を繰り返すことによって収量のばらつきは小さくなり、窒素利用率の局所的な従属性が強い条件ではその傾向がより顕著に表れた。
索引語収量;管理;窒素;誤差;システム;効果;性;シミュレーション;吸収;空間
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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