採卵実用鶏の作出に関する研究

採卵実用鶏の作出に関する研究

レコードナンバー711348論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011203NACSIS書誌IDAA11642901
論文副題平成14年度卵用鶏組合せ能力検定試験成績
著者名早川 博
田口 和夫
後藤 新平
ほか1名
書誌名岐阜県畜産研究所研究報告
発行元岐阜県畜産研究所
巻号,ページ4号, p.80-86(2004-07)ISSN13469711
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抄録採卵実用鶏の作出を目標に赤玉基礎系統の改良及びその系統を用いた組合せ検定を推進している。今回、(独)家畜改良センター岡崎牧場、民間育種研究所及び当所が改良している系統を用いて、赤玉鶏の4組合せとピンク玉鶏の2組合せを試験区とし、市販赤玉コマーシャル鶏を対照的に設定し、能力検定試験を実施した。1.140日齢までの育成率は、何れの区も98%以上の高い育成率であった。141日齢から448日齢までの生存率は、ピンク玉鶏の2区を除きどの赤玉鶏区も96%以上の高い生存率であった。2.50%産卵日齢は、対照区の152日齢より早い区が多かったが、その差は1日から2日と僅少であった。3.産卵率、産卵個数は、Y8×L17区、対照区、48×B区が優れていたが、日産卵量、飼料要求率は対照区が最も優れ、次に48×47区が優れていた。4.HUは、A×B区が最も高く、次いでピンク玉鶏の2区が高かった。Y8×L17区は最も劣っていた。5.卵殻強度及び卵殻厚は、Y8×L17区が劣っていたが、その他の区は対照区と同程度に優れていた。6.肉斑の出現率は、赤玉鶏区ではA×B区が最も少なく、その他の区は対照区と同程度であった。血斑の出現率は、何れの区も0~2%と低かった。7.卵殻色については、48×B区が対照区より濃い傾向を示した。8.鶏卵1kg当たりの平均価格は、何れの区も147.0~156.0円/kgの間にあり、対照区とA×B区が最も高く、Y8×L17区と48×B区が最も安くなった。9.成鶏開始時1羽当たりの粗利益は、対照区が1,095円と最も多く、次いでY8×L17区が994円、48×47区が995円であった。当研究部で改良中の赤玉基礎系統(48系、47系)を組合せた48×47交配鶏は、13年度及び14年度の検定成績を使って市販赤玉鶏Sと比較すると、50%産卵日齢は同等であり、その後の産卵性にも大きな差はなく、ハウユニット値、肉斑出現率にも差がなかったが、卵黄比率が高く優れていた。このように実用レベルの産卵性に加え、内部卵質に特長があることから赤玉採卵実用鶏として十分利用が期待される。
索引語日齢;産卵;系統;改良;卵;卵殻;出現;採卵;作出;研究
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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