家畜ふん堆肥からのフィチン酸分解菌の分離と利用

家畜ふん堆肥からのフィチン酸分解菌の分離と利用

レコードナンバー711557論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015617NACSIS書誌IDAN00201054
著者名西尾 道徳
前川 孝昭
はお 桂玲
書誌名農業施設
別誌名Journal of the Society of Agricultural Structures, Japan
発行元農業施設学会
巻号,ページ104号, p.1-8(2005-03)ISSN03888517
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抄録フィチン酸Naをリン源として加えた培地を用いて、家畜ふん堆肥からフィチン酸Na分解菌の分離を試みるとともに、分離した分解菌を豚ぷん堆肥に接種して、堆肥中のフィチン態リンの分解促進を試み、次の結果を得た。1)未熟な牛ふん堆肥からフィチン酸Naを分解する多数の糸状菌、細菌及び放射菌が得られ、その中で糸状菌は高い分解能を持つものが多かった。2)フィチン酸Na分解能の高い菌株を用いて、フィチン酸Ca、フィチン酸Zn及びフィチン酸Cuの分解能を調べた。その結果、糸状菌、細菌及び放射菌のいずれのフィチン酸Na分解菌株もフィチン酸Caを分解できた。しかし、フィチン酸Zn及びフィチン酸Cuを分解できたのは糸状菌株だけであった。3)分離した糸状菌のうち、フィチン酸Zn及びフィチン酸Cuの分解能の高い菌株を豚ぷん堆肥に接種して、25℃で90日間培養した。その結果、無接種の対照区に比べて、無機リンの増加率は17%、フィチン態リンの減少率は21%と高かったことが認められた。
索引語酸;分解;糸状菌;分離;リン;接種;家畜;細菌;放射;利用
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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