系統豚「トチギL」交雑利用に関する試験

系統豚「トチギL」交雑利用に関する試験

レコードナンバー711736論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010689NACSIS書誌IDAN10193076
論文副題系統豚の組合せ試験
著者名小池 達也
中村 真弓
野沢 久夫
ほか8名
書誌名栃木県畜産試験場研究報告
別誌名研究報告
Bulletin of the Tochigi Prefectural Livestock Experiment Station
Bull.Tochigi Anim.Hus.Expe.sta
栃畜試研報
発行元栃木県畜産試験場
巻号,ページ20号, p.15-22(2004-12)ISSN02889536
全文表示PDFファイル (520KB) 
抄録本県で作出した系統豚「トチギL」と相性の良い大ヨークシャー種系統豚及びデュロック種系統豚を選定し、より良い三元交雑肉豚(LWD)を生産するため、大ヨークシャー種5系統、デュロック種3系統についての組合せ試験を行った。大ヨークシャー種については、ナガラ系は産子数が多く、育成率も高く、発育性も優れていた。タテヤマ系は産子数は少ないものの、育成率は高く、子豚の体重は重く、発育成績は優れており、ハム割合が高い傾向を示した。イワテハヤチネW系は産次が進むにつれ産子数が多くなり、子豚の増体も良くなるなど、成績が安定する傾向にあり、枝肉は歩留が高く、ロース断面積が大きかった。ゼンノーW-01系は産子数は少ないが子豚の体重は重く、発育は良好で、枝肉は長さはないものの、ロース断面積は大きかった。ゼンノーW-02系は産子数、離乳頭数とも多く、子豚の体重も重かった。発育は5系統の中で最も優れており、枝肉は長さはあるものの、ロース断面積は小さい傾向を示した。デュロック種については、発育性はサクラ201系が最も優れていた。サクラ201系の枝肉は長さがあり、歩留が高く、ロース断面積は3系統の中で最も大きかった。市場でも高い評価を受けることがわかった。サクラ203系はDGは840g以上であり優良な発育を示し、枝肉は各項目とも平均的な値を示したが、去勢でやや厚脂の傾向が見られた。市場においては上物率は低かったが、ほとんどが中物以上の成績であった。ゼンノーD-01系は去勢でDGが900gを上回るなど、発育性が優れており、枝肉は長さがあり、ハム割合が大きい傾向を示した。市場でも去勢、雌ともに高い評価を受けることがわかった。以上のことから、各形質の成績のトータルバランスや導入ルートの確立度を総合的に判断し、大ヨークシャー種についてはイワテハヤチネW、ゼンノーW-01及びゼンノーW-02の3系統を、デュロック種についてはサクラ201、サクラ203及びゼンノーD-01の3系統を推奨することにした。
索引語系統;種;発育;枝肉;サクラ;子豚;長さ;性;体重;市場
引用文献数2
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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