但馬牛種雄牛の成長ホルモン遺伝子多型と枝肉形質育種価の関係

但馬牛種雄牛の成長ホルモン遺伝子多型と枝肉形質育種価の関係

レコードナンバー711741論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名岡 章生
龍田 健
岩本 英治
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ41号, p.6-9(2005-03)ISSN13477730
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抄録兵庫県産黒毛和種(但馬牛)種雄牛の凍結精液からDNAを抽出して成長ホルモン遺伝子多型を分析し,枝肉形質育種価との関連を検討した.1 黒毛和種の成長ホルモン遺伝子には127番と172番のアミノ酸置換を伴う2箇所の塩基配列の違いから3つのハプロタイプ(A型:127番ロイシン・172番スレオニン,B型:127番バリン・172番スレオニン,C型:127番バリン・172番メチオニン)が存在するが,兵庫県産黒毛和種種雄牛141頭におけるそれらの頻度はA型:6.4%,B型:52.1%,C型41.5%であった.A型の頻度は城崎系が中土井及び熊波系よりも顕著に高い値を示した.2 年代別に成長ホルモン遺伝子型頻度の推移を見るとB型は各年代ともに約50%であったが,A型は年代とともに減少し,逆にC型は増加した.3 枝肉重量育種価はC型遺伝子の存在により低くなる傾向が認められた.脂肪交雑育種価はAB及びAC型が他に比べ有意に低い値を示した.以上のように成長ホルモン遺伝子多型により種雄牛の脂肪交雑育種価が異なったことから,本遺伝子型はDNA育種のためのマーカー候補の一つになると考えられる.
索引語種;ホルモン;遺伝子;育種価;多型;枝肉;形質;DNA;遺伝子型;脂肪交雑
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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