好気性発酵処理による食品残さのブタ用飼料化

好気性発酵処理による食品残さのブタ用飼料化

レコードナンバー711964論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005567NACSIS書誌IDAA11587869
著者名藤野 幸宏
中村 嘉之
山井 英喜
ほか3名
書誌名埼玉県農林総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Saitama Prefectural Agriculture and Forestry Research Center
別誌名埼玉農総研研報
発行元埼玉県農林総合研究センター
巻号,ページ4号, p.95-100(2005-03)ISSN13467778
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抄録学校給食と企業の食堂から集めた厨芥残さ、豆腐粕、鰹ぶし粕、煎餅残さ、ふすま及び戻し発酵飼料を、成分を分析した後、豚の飼育に必要な栄養成分及び発酵に適した水分(50%前後)になるように混合した。これに好気性の発酵菌を加えて発酵回転ドラム中で加熱(75℃、2時間)し、木製の箱に移して20時間発酵させた後、80℃の温風で1時間乾燥した。1.原料の配合設計値と飼料成分はほぼ一致し、市販飼料と同等の栄養成分の発酵飼料の製造が可能であった。2.原料中から分離された大腸菌群(1374×10(4)/g個)は発酵飼料からは分離されず、発酵中原料が高温に維持される好気性発酵の利点が確認された。3.発酵飼料製造に要する時間は2日間で、嫌気性発酵処理による飼料化よりも時間の短縮が可能であった。しかし、発酵による栄養成分の変化は特定できなかった。4.発酵飼料の水分含量は10%と市販飼料よりも低いことから保存性が高く、現在の給与システムをそのまま利用できる。5.発酵飼料化装置の設備費と人件費を除く、発酵飼料1kgの当たりの生産費は11円、原料費は15円であった。6.肥育後期用に設計した発酵飼料は、市販飼料の50%まで代替しても、肥育豚の発育や肉質、肉の味には影響を与えなかった。
索引語発酵;飼料;成分;原料;好気性;飼料化;栄養;処理;水分;設計
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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