窒素源の種類および濃度がコマツナの生育および硝酸態窒素含量に及ぼす影響

窒素源の種類および濃度がコマツナの生育および硝酸態窒素含量に及ぼす影響

レコードナンバー711979論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015097NACSIS書誌IDAN0009670X
著者名満塩 博起
中原 光久
染谷 孝
ほか1名
書誌名佐賀大学農学部彙報
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, Saga University
発行元佐賀大学農学部
巻号,ページ90号, p.23-30(2005-01)ISSN05812801
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抄録硝酸含量の低いコマツナ生産の水耕栽培技術の確立を目的とし、培地の窒素源として尿素を硝酸を併用した場合、および全窒素濃度を下げた場合について検討した。1.Urea-N(6.50mM)とNO3-N(1.50mM)を含む培養液で栽培したコマツナのNO3-N含量は、移植後16日目において対照区(7.00mM NO3-N+1.00mM NH4-N)の77%に低下した。このコマツナを無窒素の溶液に切り替えて、さらに4日間栽培した場合、外観は正常で、かつNO3-N含量は対照区の22-28%に減少した。しかしながら、20日間の試験期間を通してコマツナの生育は対照区と比べて不良であった。2.培地中の全窒素濃度を下げた「NO3-N濃度3.50mM+NH4-N濃度0.50mM」処理区では、移植後16日目までの植物体内NO3-N含量は対照区の61%に低下し、その後4日間の微量要素溶液のみの処理で地上部NO3-N含量は対照区の約23%に低下した。また、この処理区では対照区とほぼ同等の生育を示した。以上の結果から、水耕溶液中の硝酸の多くを尿素に置き換えるか、培地の総窒素濃度を抑えて栽培し、その後、数日間の無窒素溶液栽培により、外観が正常かつNO3-N含量が著しく低いコマツナの生産が可能であることが示された。
索引語窒素;濃度;硝酸;栽培;生育;培地;処理;生産;尿素;目
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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