自動搾乳システムへの乳牛の導入条件が自動搾乳機への牛追い回数に及ぼす影響

自動搾乳システムへの乳牛の導入条件が自動搾乳機への牛追い回数に及ぼす影響

レコードナンバー712250論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014735NACSIS書誌IDAN00247860
著者名森田 茂
小宮 道士
泉 賢一
ほか6名
書誌名酪農学園大学紀要. 自然科学編 = Journal of the College of Dairying. Natural science
別誌名Journal of Rakuno Gakuen University. Natural science
J. Rakuno Gakuen University
J. Coll. Dairying
酪農大紀要
発行元酪農学園大学
巻号,ページ29巻・ 2号, p.161-164(2005-04)ISSN0388001X
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抄録自動搾乳システムの導入により酪農場での管理作業は、短縮あるいは軽労化することが知られている。しかし、システム導入直後やその後の乳牛導入時において管理者が乳牛に自動搾乳機利用方法を習得させる馴致作業時の労働は、極めて過重なものとなる。これまでシステム導入直後における乳牛の自動搾乳機利用方法の習得に関する研究は認められるものの、導入条件の違いと習得との関連について検討した報告はない。そこで本研究では、自動搾乳システムに導入される乳牛を、その状況により初期導入牛、未経験牛およびすでに自動搾乳システムでの搾乳を経験し、一定の乾乳期間後再び牛群へ導入された経験牛に分け、各牛ごとに導入後の管理者による牛追い作業の回数を比較した。酪農学園大学附属農場の自動搾乳システム牛群に導入されたのべ62頭の搾乳牛を調査対象とした。これらの乳牛を、2000年11月6日の施設完成時に全ての乳牛を同時に導入した初期導入牛(19頭)、初期導入牛以外で導入以前に自動搾乳機での搾乳を経験していない未経験牛(26頭)、さらに1乳期以上自動搾乳機での搾乳を経験し、乾乳期を経て再び自動搾乳システムに導入された経験牛(17頭)に区分した。初期導入牛では全ての乳牛(100%)で、未経験牛では20頭(77%)で、導入後の牛追い作業が必要であった。経験牛では、牛追い作業が必要な乳牛は1頭のみ(6%)であった。初期導入牛での自発的進入が認められるようになるまでの平均牛追い回数は18.0回であり、未経験牛では4.4回であった。誘導作業を必要とした1頭の経験牛では、その回数は2.0回であった。これらの結果から、導入先の牛群に既に利用法を習得した乳牛がいることで、それらの乳牛の利用状況を観察することで、自動搾乳機習得までの期間が短くなることが明らかとなった。
索引語導入;乳牛;搾乳;システム;搾乳機;作業;条件;酪農;研究;乾乳
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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