家畜ふん堆肥化における未利用木質資源の副資材適性

家畜ふん堆肥化における未利用木質資源の副資材適性

レコードナンバー712365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009235NACSIS書誌IDAN10055822
著者名大川内 康郎
高橋 理平
岡山 清司
書誌名富山県農業技術センター研究報告
別誌名Bulletin of the Toyama Agricultural Research Center
Bull.Toyama.Agric.Res.Ctr.
富山県農技セ研報
発行元富山県農業技術センター
巻号,ページ22号, p.13-20(2005-03)ISSN0913915X
全文表示PDFファイル (814KB) 
抄録家畜ふん堆肥化の副資材として、スギ林地残材、スギ加工廃材、ダム枝葉及びダム流木の粉砕物の利用性について、オガクズを対照として検討した。乳牛ふんと敷料の混合物と副資材を各々容積比2:1で混合したものを約3m3堆積した。1.堆肥化過程における堆積物の温度は、いずれの副資材でも速やかに60℃以上に達し、良好な醗酵を示した。2.堆積物のEC、-N、-C、C/N比及び乾物残存率はいずれも12週後までに大きく減少叉は増加し、以後、大きな変化が認められなかった。3.作物の生育を阻害する水溶性フェノール含量は、いずれの副資材も堆肥化開始時の355-432mg/100gから12週後には55-109mg/100gへと大きく減少した。また、チャ花粉管生長率は8週後に作物への生育阻害が無いとされる80%以上を示した。4.20週後の堆肥を用いたコマツナポット栽培試験では、10aあたり8相当の堆肥施用量におけるコマツナ生体重は、いずれの副資材でも良好な結果が得られた。5.以上のことから、スギ林地残材等の木質資源の粉砕物は家畜ふんの堆肥化における副資材として利用できると判断された。6.また、スギ林地残材はオガクズを副資材とした場合に比べ、堆肥化初期に発生するアンモニア濃度が近い傾向であった。
索引語資材;堆肥化;スギ;家畜;利用;林地;堆積;資源;ダム;性
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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